失敗しない給湯器の選びかたは？　給湯器交換のご相談は年中無休の水猿へ

1設置タイプと排気バリエーション

戸建て住宅の場合、設置場所は「屋外設置タイプ」か「屋内設置タイプ」になります。
「屋内設置タイプ」は寒冷地や屋外に設置できない場合に使用します。
「屋外設置タイプ」はさらに2種類に分かれます。壁掛型と据置型です。

壁掛け型

建物の壁面に設置するタイプで、配管は下側から接続します。
屋内タイプ、屋外タイプがあり、屋外タイプは据え置き台を設置することで据え置きタイプにできます。
屋内タイプは上側に排気筒を接続し、排気を屋外に出します。

据え置き型

地面に設置するタイプで屋外専用です。

マンションの設置タイプもいくつか種類があります。

ご自宅に設置可能なタイプはどれになるか、必ず確認し、欲しい給湯器をお選びください。

2ガス給湯器の種類

暖房機能付きになりますとエコジョーズにプラス浴室乾燥・暖房の他、床暖房や、女性にうれしいミスト機能付き等多機能なものもあり、総じて便利です。
風呂給湯器（フル）オート機能付きになりますと、自動たし湯や自動沸きあげ等お風呂の管理が簡単になり、ファミリー向けになります。
給湯専用は、冬場でもあまりお湯を張らない方や、お湯が使えて、お風呂にお湯をためてくれるだめで十分という方、単身者の方にオススメです。
風呂がまは、お風呂専用の給湯器になります。また、暖房専用給湯器などもあります。

3号数の選びかた

給湯器が同時に出せるお湯の量は、限りがあります。お湯を作る能力（給湯能力）は「水温＋25℃のお湯を1分間に何リットル出すことができるか」という基準で決められています。春・秋ごろの水温17℃のとき42℃のお湯を1分間に16リットル出せれば16号、20リットルなら20号、24リットルなら24号と、号数が大きいほど一度に大量のお湯を使用することができます。

シャワーを浴びているときにキッチンや洗面所でお湯を使うと、シャワーの勢いが大きく落ちたり、お湯が安定して出ない場合は、適切な給湯能力のある給湯器ではないかもしれません。
数か所で利用した場合でもゆとりのある給湯能力をお求めなら、20号以上の給湯器がおすすめです。
さらに24号なら、水温の低い冬場でも湯切れすることなく安心して使用できます。

4人家族の場合は24号以上の給湯器が快適です。
ご夫婦二人家族の場合は20号が、一人暮らしであれば16号がおすすめになります。
しかし、ご夫婦二人家族であっても、シャワー＋台所＋おいだき＋浴室乾燥機＋床暖房（暖房機器）では、20号が難しい場合もあります。給湯能力は、欲しい設備内容によっても変わってくるため、プロに判断を委ねることをおすすめします。

今後、リフォーム等で床暖房やミスト機能の導入をお考えの場合は、それらの機能付き給湯器をお選びください。追加する設備も余裕をもって使える号数がおすすめです。

4オートとフルオート

追いだき配管自動洗浄

毎日の入浴で汚れがちな追いだき配管。フルオートなら浴槽の栓を抜いたときに、追いだき配管をきれいなお湯で洗い流すため、汚れや入浴剤などが残りにくく、いつも清潔にお使いいただけます。

自動たし湯

お風呂に入ろうとして「あれ、お湯が少ない！」という経験はありませんか？
4割以上の人が、浴槽のお湯が少なくなったままであることに不満を感じています。
フルオートならお風呂のお湯が減っても、自動で設定水位までお湯を足してくれるので、「お湯が少ない！」なんてことはありません。

入浴検知による自動沸き上げ

寒い冬など、冷えた体で湯船につかると、お湯の温度が下がります。
フルオートなら浴槽に人が入ったことを自動で検知し、ぬるくなったお湯を素早く沸きあげます。リモコンのスイッチを押す必要さえなく、快適にお湯を保ってくれます。