お風呂は、一日の疲れを癒やしてくれる大切な時間です。
全身の緊張を解きほぐせ、ゆったりした気持ちにさせてくれます。
給湯器選びは、機能面への注目はもちろんですが、家族の人数や設置場所によっても変化します。
今までお使いの機器と同じ性能でも、省エネ技術がより進んでいたり、ミスト機能やマイクロバブル機能といった新しい機能が増えていたり、ワンランク上の機器だと生活の過ごしやすさもアップする場合があります。
欲しい性能のあるご家庭にあった給湯器を賢くお選び下さい。
どんなお風呂をお求めですか?
戸建て住宅の場合、設置場所は「屋外設置タイプ」か「屋内設置タイプ」になります。
「屋内設置タイプ」は寒冷地や屋外に設置できない場合に使用します。
「屋外設置タイプ」はさらに2種類に分かれます。壁掛型と据置型です。
マンションの設置タイプもいくつか種類があります。
ご自宅に設置可能なタイプはどれになるか、必ず確認し、欲しい給湯器をお選びください。
種類 | 用途 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
給湯 | シャワー | お風呂 | オート機能 | 浴室 暖房と乾燥 |
温水床暖房 | |
暖房風呂 給湯器 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
風呂給湯器 | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
給湯器専用 | ○ | ○ | ○ | |||
風呂がま | ○ |
暖房機能付きになりますとエコジョーズにプラス浴室乾燥・暖房の他、床暖房や、女性にうれしいミスト機能付き等多機能なものもあり、総じて便利です。
風呂給湯器(フル)オート機能付きになりますと、自動たし湯や自動沸きあげ等お風呂の管理が簡単になり、ファミリー向けになります。
給湯専用は、冬場でもあまりお湯を張らない方や、お湯が使えて、お風呂にお湯をためてくれるだめで十分という方、単身者の方にオススメです。
風呂がまは、お風呂専用の給湯器になります。また、暖房専用給湯器などもあります。
給湯器が同時に出せるお湯の量は、限りがあります。お湯を作る能力(給湯能力)は「水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出すことができるか」という基準で決められています。春・秋ごろの水温17℃のとき42℃のお湯を1分間に16リットル出せれば16号、20リットルなら20号、24リットルなら24号と、号数が大きいほど一度に大量のお湯を使用することができます。
シャワーを浴びているときにキッチンや洗面所でお湯を使うと、シャワーの勢いが大きく落ちたり、お湯が安定して出ない場合は、適切な給湯能力のある給湯器ではないかもしれません。
数か所で利用した場合でもゆとりのある給湯能力をお求めなら、20号以上の給湯器がおすすめです。
さらに24号なら、水温の低い冬場でも湯切れすることなく安心して使用できます。
4人家族の場合は24号以上の給湯器が快適です。
ご夫婦二人家族の場合は20号が、一人暮らしであれば16号がおすすめになります。
しかし、ご夫婦二人家族であっても、シャワー+台所+おいだき+浴室乾燥機+床暖房(暖房機器)では、20号が難しい場合もあります。給湯能力は、欲しい設備内容によっても変わってくるため、プロに判断を委ねることをおすすめします。
今後、リフォーム等で床暖房やミスト機能の導入をお考えの場合は、それらの機能付き給湯器をお選びください。追加する設備も余裕をもって使える号数がおすすめです。
16号から24号に取り替える場合などは、ガスメーターの容量が足りない可能性や、マンションの取り決めがある場合があります。 ガスメーターにつきましては東京ガスや大阪ガスへ。マンションの取り決めは管理組合さまへご確認ください。
機能 | フルオート | オート |
---|---|---|
追いだき配管 自動洗浄 |
○ | - |
自動たし湯 | ○ | - |
入浴検知による 自動沸き上げ |
○ | - |
残り湯の沸し直し | ○ | △ |
今まで無駄にしていた排熱を有効利用。熱効率は約95%を達成。
CO2の排出量も従来品と比べ15%カット。地球にやさしくお財布にうれしい給湯器がエコジョーズです。
大きさも軽量・コンパクト化され、ご家庭に設置しやすくなりました。